バヌアツの法務・地域社会サービス省は今週、国内におけるLGBTQIA+の擁護と推進を禁止する国家政策の草案を作成するための新たな委員会を任命する。国家人権調整官のAlbert Nalpini氏は、この決定は今年初めに開催された閣僚会議の決定に沿ったものであり、その目的は国内におけるLGBTQIA+の活動を禁止する政策を立案することだったと述べた。Nalpini氏は、V-Prideという団体の活動はバヌアツ憲法の前文、キリスト教の原則、メラネシアの価値観に反していると述べた。バヌアツ・クリスチャン・カウンシルの副会長であるThomson Aki牧師によれば、同国のV-Pride運動はキリスト教の価値観を脅かすものであるという。「私は、LGBTQとV-Prideの活動に反対する立場を取る政府に感謝する」と彼は述べたと報じられている。Malvatumauri首長評議会の Ravun議長が、バヌアツはキリスト教国であると憲法に記されていることから、議会が同問題に取り組むよう促したという。(Radio New Zealand/NOV05, 2024)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/532858/vanuatu-moves-to-ban-lgbtqia-advocacy