11月6日、78歳のトランプ氏は、大統領選勝利に必要な270票以上の選挙人票を獲得し、ホワイトハウスに戻ることとなった。トンガのフアカヴァメイリク首相(太平洋諸島フォーラム議長)は、Xで、「トンガと米国の二国間関係及び太平洋地域の利益と取り組みの進展を楽しみにしている」と述べた。フィジーのランブカ首相は、「トランプ氏がホワイトハウスに復帰することが、全米国民と国際社会に平和、団結、進歩、繁栄をもたらすものとなると心から願っている」と述べた。ランブカ首相はまた、「フィジーはアメリカとの二国間関係を深め、太平洋地域及びその他の地域における平和と経済的繁栄の促進など、共通の目標をさらに推進していくことを楽しみにしている」と言及した。パプアニューギニアのマラペ首相は11月7日、トランプ氏に祝辞を述べ、「我々は、共有する価値観と相互尊重を基盤とした、両国間の長年のパートナーシップを強化することを楽しみにしている」と述べた。ソロモン諸島のマネレ首相は、「アメリカ国民が投票を通じてトランプ氏に圧倒的な勝利をもたらした」と述べ、両国間の「特別な友好の絆」を強調した。これらの祝辞とは対照的に、クック諸島のブラウン首相は、「民主党も共和党もインド太平洋地域に関する政策は似通っており、大きな変化は期待していない」と述べた。(Radio New Zealand/NOV07)
太平洋地域
【経済・社会動向】
トランプ氏の勝利を受けて米国との関係強化に期待(太平洋諸島)
2024.11.08