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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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太平洋諸島系住民のための製造、エンジニアリング、ロジスティクス業界への明確な進路を計画(ニュージーランド)

ニュージーランドの太平洋諸島出身労働者のスキルアップと、製造・エンジニアリング・ロジスティクス(MEL)産業への明確な進路を確保するための新たな行動計画が議会で発表された。Hanga-Aro-RauによるLumana'i o Tagata Moana Pacific Peoples Workforce Development Action Plan(太平洋諸島の人々による労働力開発行動計画)は、太平洋諸島コミュニティ、産業、企業、プロバイダーとのパートナーシップである。同取組は、ニュージーランドのMEL産業における熟練労働者の不足の深刻化に対処するとともに、太平洋諸島出身の労働者と一般人口の間の所得格差の是正を目的としている。ハンガ・アロ・ラウの最高経営責任者(CEO)であるCrawford氏は、太平洋諸島出身者は労働力不足を補うために不可欠であるが、単に太平洋諸島出身者を労働力としてより多く引き入れるということではなく、彼らとその家族がより高い賃金の仕事に就けるよう支援し、キャリア形成の道筋をつけていくことが重要であると述べた。しかし、太平洋諸島出身の労働者は人種差別や差別、賃金の不公平、キャリアアップの機会の少なさといった問題に直面していると言われている。その一方で、太平洋諸島出身の労働者をより良くサポートするために何ができるか、また、より多くの太平洋諸島出身者を自らの業界に引き付けるにはどうすればよいかを知りたい雇用主は数多くいると彼は述べた。Crawford氏は、太平洋諸島出身労働者の労働環境・条件改善のために、今後12ヶ月間、この計画の下で他の組織と提携し、様々なアプローチを試験的に実施していくことを約束した。(Radio New Zealand/SEP30, 2024)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/529438/plan-for-clearer-pathways-to-manufacturing-engineering-and-logistics-industries-for-pasifika