ワンガ事務局長は、太平洋諸島フォーラム(PIF)のフィジー事務所に対するサイバー攻撃を認め、その脅威は封じ込めたが、背後にいる人物については科学捜査報告書が最終段階にあり、それが完成するまではわからないと述べた。また、ワンガ氏は、中国に責任があるという非難があるが、断言する前に最終報告を待つと強調し、PIFのシステムは現在、安全で運用可能であると述べた。月例記者会見でワンガ氏はこの地域は「麻薬密売やサイバー犯罪の増加」など、多くの国際的なセキュリティ上の課題に直面していると述べた。メディアのGlobal Timesは、中国外務省報道官のMao氏が、フォーラムに対するサイバー攻撃に関与したという主張は「誤報」であると述べたと報じている。Mao氏は、この主張は地域諸国と中国との間に亀裂を生じさせることを目的としていると訴えた。科学捜査最終報告書に関して、公開されるかどうかを問われたワンガ事務局長は、報告書が完成すれば、まずすべての加盟国に提出しなければならない。その後どうするかは、それぞれの国の決定次第である」と述べた。(Radio New Zealand/SEP16, 2024)
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ワンガ事務局長がフィジー事務所に対するサイバー攻撃を認める(太平洋諸島フォーラム)
2024.09.20