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マラペ首相、不信任案否決後首相を続投(パプアニューギニア)

マラペ首相は、75人の国会議員が首相を支持し、32人が反対派に投票した結果、不信任投票を阻止することに成功した。野党党首が不信任決議案を動議したが、議長であるPomat氏が動議後の討論を拒否した。その理由について議員が質問したため、議場は一時混乱に陥った。野党は、この討論の機会を利用して、差し迫った懸念を強調するつもりだった。PNGの憲法は、不信任案を議会に提出する前に、政府に18ヶ月の猶予期間を認めている。1977年以来、現職の首相はすべて不信任案提出の脅しを跳ね除けなければならなかった。マラペ首相自身も、不信任案によって2018年に政権に就いた。今回不信任案否決に成功したかもしれないが、野党が十分な数を集めれば、再び不信任案が提出される可能性がある。投票後、首相は、不信任案は民主主義の重要な一部であるが、このプロセスを規定する憲法145条は多くの場合濫用されてきたと述べた。州知事や州議会議員の任期が5年であるのに対して、国の最も重要な職務である首相が18ヶ月という短い期間に縛られることについて疑問を呈した。パプアニューギニアの人々にとって最大の関心事である、汚職を食い止め、低迷する経済を立て直し、インフレを食い止め、犯罪に対処する能力と政治的意志が首相にあることを証明するプレッシャーが今、マラぺ首相にかかっている。今後数日間で、首相は離党した議員の穴を埋める内閣改造を発表する予定だ。(Radio New Zealand/SEP12, 2024)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/527805/james-marape-remains-pm-after-no-confidence-vote-against-him-fails