トンガの人口の3分の1近くがまだインターネットに接続しておらず、8月中旬までアクセスできそうにない。特別修理船がフィジーで故障したため、トンガ王国の2つの離島で損傷したケーブルの修理作業が遅れている。6月29日の地震後、人口の多い Ha'apai島とVava'u島ではほとんどサービスが提供されていない。政府はスターリンクに対し、6ヶ月間の暫定的な営業許可を与えた。しかし、コミュニケーション・ディレクター代理のStan Ahio氏は、新規顧客はまだ利用できず、企業は別として、利用できる人はほとんどいないと述べた。「一刻も早くサービスを開始できるかどうかは、スターリンクにかかっている。シンガポールからの修理船はスバで1週間以上立ち往生している。」とAhio氏は語る。Ahio氏によると、この船はドライブシャフトに機械的な不具合が検出され、備品を調達するために停泊したという。また、プロペラのひとつに漁網が巻き付いていた。船はあと1週間余りでトンガの海域に到着する予定だという。首都ヌクアロファでは、インターネットに支障はなく、8月26日に太平洋諸島フォーラム首脳会議が開催される予定である。1,000人ほどのゲストはVava'uで、すでにスターリンクを導入しているホテルで一夜を過ごす予定だという。(Radio New Zealand/JUL29, 2024)
トンガ
【経済・社会動向】
修理船の故障により引き続きインターネットの問題に直面(トンガ)
2024.08.02