岸田首相は7月16日、第10回太平洋・島サミット(PALM10)参加のため来日中の太平洋諸島フォーラム・ワンガ事務局長の表敬訪問を受けた。岸田首相は、ワンガ事務局長の協力を得て、PALM10において日本と太平洋島嶼国との「絆」を強化したいとの意向を表明した。また、「青い太平洋戦略2050」に沿った協力について議論し、国内外に共同の方向性を発信する場として活用することの重要性を強調した。また、岸田首相は、地域の結束とPIF事務局の役割に対する強い支持を表明した。岸田首相は、日本が持つ知識と経験を活用し、「青い太平洋戦略2050」を支援し、東京の太平洋諸島センター(PIC)を通じて、日本と太平洋島嶼国との貿易、投資、観光を促進するプロジェクトを実施することに言及した。ワンガ事務局長は、PALM10の成功への期待、日本政府と日本国民の協力への感謝、日本との協力強化への期待を表明した。
ALPS処理水の海洋排出について、岸田首相は安全確保のための継続的な努力を確約した。(Pacific Islands News Association/JUL17, 2024)
太平洋地域
【PIF関連動向】
岸田首相と太平洋諸島フォーラム・ワンガ事務局長、協力強化について協議(太平洋諸島)
2024.07.22