フィジーのランブカ首相は、1年以上前に太平洋に放出された福島原発の廃液に関する日本の検査結果に満足している。日本政府はランブカ氏を含む太平洋の島々の指導者たちに、今日まで放射性物質が含まれていないという検査結果を報告し続けてきたことを公式に表明した。「約束通り、すべての太平洋の島々の指導者たちに対しても報告が更新されている。私たちは独立科学専門家による検証の実施に信頼を表明した」とランブカ氏は語った。今年3月と4月の報告書では、排出された水が国際原子力機関(IAEA)の要求事項をすべて満たしていることが確認されたことにも、ランブカ氏は満足しているという。日本の鴨志田国別援助計画部長は、「フィジーをはじめとする太平洋島嶼国(PICS)との協力に対する日本のコミットメントは常に優先事項である」と繰り返し述べた。また、鴨志田氏は、フィジーは日本の重要なパートナーであり、地域のハブとして、多くの地域機関や国際機関の事務所を擁し、地域協力の中心的役割を担っていると述べた。ランブカ氏は、来月東京で開催される太平洋首脳会議PALM10に出席する予定だ。(Pacific Islands News Association/JUN26, 2024)
https://pina.com.fj/2024/06/26/fiji-pm-rabuka-content-with-test-results-on-fukushima-nuclear-waste-water-released-into-the-pacific-ocean/
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ランブカ首相、太平洋に放出された福島原発廃液の検査結果に満足(フィジー)
2024.07.01