ハワイで開催された第13回太平洋芸術文化祭（フェストパック）の後、気候変動などの迫り来る課題に立ち向かい、自国の文化を守りながら国を発展させようとする長老たちの呼びかけに、若者たちが応え、FestPACは世代から世代へとバトンを渡す重要な機会となった。500人以上の若者たちが、25カ国を代表する代表団の一員として参加した。ミス・太平洋諸島のMoemoeana Schwenkeは、今こそ若者が「立ち上がり」、率先して行動する時であるとし、「私たちは過去を振り返り、それを祝うと同時に、未来を見据えているのです。そして、若い人たちに立ち上がって主張し続けるべきことを今回のFestPACは思い出させてくれました。」と語った。
ラパ・ヌイ出身のビジュアル・アーティスト、タウ・マナ・ア・キヒは、このフェスティバルに参加したことで、父親から受け継いだ伝統的な知識の価値を実感したと語った。ラパ・ヌイ出身のビジュアル・アーティスト、Tau Mana A Kihiを始め参加者は受け継いだ伝統的な知識や価値を実感し、伝統と文化を継承していきたいと語る。ハワイアン・パフォーマーの Puaiohi Defriesは、国同士の知識を分かち合うことで、多くのことを吸収したと語った。それぞれの若い参加者たちは自分たちの文化的アイデンティティを守り、次の世代に伝える責任があることを理解しているようだ。2028年第14回FestPACはニューカレドニアで開催される予定だ。（Radio New Zealand/JUN18, 2024)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/519883/festpac-2024-young-people-urged-to-step-up-following-world-s-largest-pacific-festival