ハワイで開催された太平洋芸術文化祭50周年イベントで開かれた伝統的指導者たちの歴史的会合は印象的な瞬間となった。第13回芸術文化祭（FestPAC）の期間中、太平洋全域の伝統的指導者たちが一堂に会し、太平洋の人々が直面する課題に集団で取り組むために、関係を強化し、知識を共有することを誓う宣言書に署名した。このTuurama Ariki宣言への署名では、指導者たちが先住民の伝統的知識を活用して地域社会を前進させることを約束した。Tuurama（トゥーラマ）」という言葉は、先祖代々の知恵が前途を導くことを示唆している。フェストパックのディレクターであるAaron Sala博士は、「経済発展、健康、社会福祉など、太平洋諸島民として私たちが直面している問題について、伝統的な視点から、伝統的な考え方から、どのように考えていくのか。太平洋の伝統的指導者たちの目的は、地域の結束と協力を強化し、気候変動や持続可能な開発といった共通の課題に取り組むことである。この宣言はこの地域にとって歴史的な出来事だ。」と語った。今回の会合は、今年3月にフィジーで16年ぶりに開催された大酋長会議がきっかけとなった。（Radio New Zealand/JUN13, 2024)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/519457/festpac-2024-pacific-traditional-leaders-sign-tuurama-ariki-declaration