フィジーの排他的経済水域（EEZ）における違法、無報告、無規制の漁業に対抗するため、10人のニュージーランド海軍部隊が6週間の派遣を完了した。彼らはフィジーの海域で違法に漁を行なっ ている船や、乗組員の劣悪な環境、汚染、フカヒレ 取引への関与など、その他の違法行為につい て徹底的に調査した。フィジーの漁業担当官と協力し、彼らは23隻の漁船を検挙、乗り込んだが、いずれも免許の条件を遵守していた。配備された乗り込みチームの責任者であるWalters中尉は、彼らが観察したり乗り込んだりした船舶のいずれからも問題となる報告がなかったことを非常に喜ばしく思うと述べた。そして「太平洋地域では、違法・無報告・無規制の漁業により、毎年6億FJドル（約4億4,000万ニュージーランド・ドル）の損失があると推定されていることから、このような努力の積み重ねが、この地域の抑止力と取締りを強化し、太平洋諸島・近隣諸国の繁栄に直結している」とWalters中尉は述べた。フィジーのEEZは129万平方キロメートルに及ぶ。（Radio New Zealand/MAY08, 2024)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/516266/nz-helps-monitor-for-fishy-business-in-fiji-s-exclusive-economic-zone