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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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国連、PNGの暴力制圧に向けた国際的支援を求める(パプアニューギニア)

国連は、パプアニューギニア(PNG)で頻発する暴動を収束させるため、さらなる国際支援を求めている。直近では、エンガ州での部族間抗争で数十人の命が奪われたが、1月にはポートモレスビーやその他の都市でも死者が出る暴動が発生し、2022年から2023年にかけても暴動が激化した。UNDPのPNG駐在ディレクターである Booth氏によると、2017年以来、UNDPは同地での暴力に取り組んできたという。多面的に平和を構築する活動をしている例として、現在、サザン・ハイランズとヘラでは、調停者のネットワークを構築しているという。調停者たちは、部族間の争いに巻き込まれているコミュニティに手を差し伸べ、実際に争いを止めたいと思っている人々を探し出す。そして、そのコミュニティ内部で調停者として活動するためのスキルを与え、そのスキルを使って紛争を終わらせるという。Booth氏によれば、部族間の争いでは毎回、多数の死者が出るだけでなく、数え切れないほどの性的暴行があり、何千人もの人々が家を失っているという。ハイランド地方におけるUNDPのプロジェクトでは、女性や若者の支援も行っているという。特に若者を活動的にさせ、生産的な生計を立てさせ、尊厳と地域社会における利害関係を持たせることで暴力から遠ざけることができるという。国連はこうした一連の取組が一朝一夕でできる仕事ではないことを承知しており、より多くの国際的支援が必要であるとしているという。(Radio New Zealand/MAY09, 2024)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/516299/un-wants-international-backing-to-curb-png-violence