パプアニューギニアは長年にわたり凶悪な銃犯罪に悩まされており、最近では問題が悪化している兆候が見られる。この問題は、PNGの警察と軍隊、EU、国連が参加した最近の会議で話し合われた。RNZのWaide特派員は、銃暴力や銃規制を検討する包括的な組織として、世界中のベストプラクティスを参考にする協議会のようなものを立ち上げることを決定し、この会議は銃暴力、銃の輸入に特化した協議会であると述べた。Waide特派員によれば、この会議から生まれたもうひとつの重要なことは、銃の登録官の役割を警察庁長官から切り離し、この委員会の下に置くことだという。この考えは、Singirok.退役少将が2005年に政府のためにまとめた銃規制に関する報告書によって提案されていた。歴代政府はこの報告書を無視してきたが、 Marape-Rosso現政権はいくつかの取り組みを行ったとWaide特派員は評価している。そのひとつが法律の改正で、違法な武器、違法な武器の所持に対して最も厳しい罰則を規定したという。しかし、Waide特派員によれば、本当の問題は取締りで武器を所持している人を実際に逮捕しに行くという意志が必要だという。また、Waide特派員は、過去の政府によって軽視されてきたというPNGの情報部門についても語った。現政権は、銃犯罪者を特定し、その情報を伝えて逮捕につなげるために、この部門の能力を向上させようとしている。(Radio New Zealand/APR22,2024)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
深刻化する銃犯罪の解決策を模索 (パプアニューギニア)
2024.05.01