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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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汚職防止監視団体が政府に金生産計画を公開するよう求める(パプアニューギニア)

トランスペアレンシー・インターナショナル・パプアニューギニア(TIPNG)は、政府は金の精錬所と造幣局の計画について国民に周知するべきだと述べている。政府は、精錬所と国立金造幣局を設立する国立金公社計画を立てている。この計画は、数年前から進行しており、オーストラリアが経営幹部を多く派遣するシンガポールの小さな会社で、PNG国内で生産される金を全面的に管理するというものである。詳細についてはほとんど発表されていないが、政府はこの会社のかなりの部分を所有することになるものと思われる。資源エネルギー商工会議所(Chamber of Resources and Energy)は、この計画はPNGにとって最悪の結果をもたらすだろうと述べた。PNG Institute of National Affairs(PNG国民問題研究所)は、これは常軌を逸したことだとし、政府はいったん退き、保健、教育、法と秩序といった中核的な問題に集中するよう求めている。TIPNGのスポークスマンであるPeter Aitsi氏は、政府がその計画や関係者についてあまり率直に語っていないというのが一般的な感覚だと述べた。この計画により影響を受けるであろう様々な利害関係者とのより広範な協議が行われるべきであるのに、明らかにそのような協議は行われておらず、政府、特にこの計画を推進している首相と財務相の意図と行動には疑念を抱かざるを得ないことに加えて、地域社会から見ても、この計画についての透明性の欠如は容認できないというAitsi氏は述べた。(Radio New Zealand/APR24, 2024)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/515103/anti-corruption-watchdog-wants-papua-new-guinea-govt-to-be-open-about-gold-plans