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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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国王の動きで「暗黒時代」に逆戻りと民主化運動家(トンガ)

トゥポウ6世国王による政府への関与は、トンガにとって「暗黒時代」への逆戻りであると、トンガの民主化運動を長年行ってきたMoala氏は語る。国王は先月、2つの職責を担う閣僚への支持を撤回した。トンガのソバレニ首相は国防相を辞任し、ウトイカマヌ外相も同様に辞任したと伝えられている。関係者がRNZ Pacificに語ったところによると、辞任の決定は、今月初めに行われたトゥポウ6世との会談を受けてのことだという。民主化運動家であるMoala氏は、国王の支持撤回決定は逆行であると述べた。「2010年の改革は、国王が政府を運営したり、政府を任命したりすることから手を引くというものだった。今回の国王の決断は、極めて不適切なものであり、多くの国民が不満を抱いている」と訴える。ソバレ二首相は、外務省の高官であるTupouto'a 皇太子を国防・外務大臣に任命するよう国王に提案したと伝えられている。正式な発表は、3月28日に国王が議長を務める枢密院の会議後に行われる予定だ。(Radio New Zealand/MAR26, 2024)

https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/512703/king-s-move-takes-tonga-back-to-the-dark-ages-democracy-campaigner