パプアニューギニアの野党は、マラペ首相に対する不信任決議案を提出したが、最高裁判所からの照会により、前進できないでいる。この照会は、この動議が民主的プロセスを強化させるものなのか、それとも政府を掌握するための方便なのかを問うものであるという。このところ、野党の議員たちの間で様々な動きがあった。野党党首が辞任し、東Sepik州のBird州知事が、首相候補として名乗りを上げた。野党議員の間には深い不満があるという。彼らは、首相に関連するとされる契約に多くの金が浪費されていると主張している。マラペ氏は、この金銭問題でオニール元首相から責任を追及された。オニール氏は、Connect PNG建設プロジェクト(PNGの道路網を整備するプロジェクト)に汚職があったと主張しているが、マラペ氏はこれを否定している。2月14日午後の審議は、最高裁が照会書を提出したため休会となった。(Radio New Zealand/FEB15, 2024)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
マラペ首相に対する不信任決議案が暗礁に乗り上げる(パプアニューギニア)
2024.02.20