デジタル経済担当大臣でもあるブラザーソン大統領は、仏領ポリネシアが太平洋横断グーグル海底ケーブルのうち、5本のケーブルを設置することを明らかにした。「1本目はチリに、2本目はアメリカ西海岸、そしてグアムに繋がる3本目、4本目はフィジーに、5本目がオーストラリアに」と大統領は地元タヒチ・ヌイTVに語った。このプロジェクトでは、これらのケーブルの中継基地とデータセンターの建設費はグーグル側が負担することとなっている。デジタル接続の確実性と耐久性を高めることを目的とした、いわゆるサウス・パシフィック・コネクト構想の一環として、工事は今後数カ月で開始され、 2026年までに完了する予定だ。また、将来のITスペシャリストを育成するためのデジタル・エンジニア・アカデミーの建設も計画されており、AI(人工知能)への応用も期待されている。グーグルのグローバルネットワーク担当副社長であるQuigley氏は最近、自身のブログで、 太平洋諸島、アメリカ、オーストラリアを結ぶ新しいケーブル網がどのようなものになるかを明らかにした。(Radio New Zealand/FEB2, 2024)
仏領ポリネシア
【経済・社会動向】
5本の太平洋横断海底ケーブルを設置(仏領ポリネシア)
2024.02.13