ツバルでは1月26日に総選挙が実施され、8つの選挙区で約6000人が投票した。ツバルには政党がないため、すべての候補者は無所属で立候補し、有権者は8つの選挙区でそれぞれ2人の議員を選ぶことになる。そして、10人の現国会議員に加えて、新たに6人の国会議員が選出された。ナタノ元首相は、国会に返り咲くのに十分な票を得ることができなかった。今回の選挙で唯一の女性候補者であるBoreham博士は、2015年と2019年の選挙でヌイを代表していたが、今回の選挙では落選した。注目すべき新議員は、元総督のTaeia卿と、マグロ委員会の元事務局長のTeo氏の2名だ。議員に返り咲きに自信を示していた前法務通信外務大臣のKofe氏はRNZのインタビューに対して次のように語った。「次のハードルは、連立政権を樹立するために他の議員と交渉することだ。台湾との関係を再検討することに関心を示している議員もいれば、オーストラリアとの条約についても意見を表明している議員達がいる。これらが、選挙後の重要な論点になり、グループ分けが進んでいく」。(Radio New Zealand/JAN29, 2024)
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【経済・社会動向】
総選挙 国会に6人の新人(ツバル)
2024.02.06