Santo島の5人の地主が、中国企業であるVanuatu Forest Industry Limitedとバヌアツ森林局に対し、彼らの土地で伐採された木の代金を支払うよう求めている。12月22日に未払い金に関して会社と森林局との会議が開かれたという。地主たちは、Palekulaに1万本以上の丸太が積み上げられていることを知っていると主張する。地主によると、中国企業によって伐採された丸太を森林局が正確に把握していなかったという。丸太の価格を決めるには、輸送前に丸太の寸法を測る必要があった。被害を受けた土地所有者は、自分たちの木の代金が欲しいだけだと言った。土地所有者、中国企業、森林局の間で交わされた合意書では、1立方メートルあたり2,500バツ(バツは現地通貨)を支払うことで合意しているという。12月初め、森林局は中国企業が製紙用に丸太を輸出しようとするのを阻止した。これは今年初めにVanuatu Forest Industry Limitedが丸太を輸出する際に重要情報を提供しなかったことを受けての事だった。同社は丸太を輸出するライセンスは保持しておらず、バヌアツで加工するためのライセンスのみ保持していると言う。(Radio New Zealand/DEC27, 2023)
バヌアツ
【経済・社会動向】
土地所有者、伐採された木の代金を要求(バヌアツ)
2024.01.05