パプアニューギニアのUlawun山が11月20日夜に噴火して以来、推定13,000人が避難している。避難しているのは、Nano, Ubili, Pandi,Pata Painave地域の人々だ。彼らは噴火による降灰を避けるため、Bialla周辺の4つのケアセンターに避難した。災害対策本部は Biallaに設置されている。地元メディアによると、ラバウル火山観測所は噴火は長期化する可能性があるとしているが、Ulawun山麓近くにある重要な地震観測所が噴火によって失われているため、火山活動の評価能力に影響を及ぼしていることを明らかにした。West New Britain災害当局によると、噴火によりUlawun山に新たな噴火口ができたという。避難した人々は、救援物資を切実に必要としているとのことだ。また、Hoskins空港への航空便は、降灰のため空港が使用できなくなったため、運航を停止している。(Radio New Zealand/NOV23, 2023)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
Ulawun 山噴火で数千人が避難 (パプアニューギニア)
2023.11.24