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PIFプナ事務局長、「画期的な」サモア協定調印を歓迎(太平洋諸島)

2023年11月15日、アフリカ、カリブ海、太平洋(ACP)諸国の首脳が今週サモアのアピアに参集し、EUとの歴史的な多国間開発・貿易パートナーシップに関するサモア協定に調印した。

このサモア協定の正式調印のため、500人以上の関係者がサモアを訪れた。世界106カ国、約15億人をカバーするサモア協定は、OACPS(アフリカ・カリブ海・太平洋諸国機構)とEUの間で、太平洋地域で調印される初めての包括的パートナーシップ協定となる。サモア協定の調印は、先般PIF首脳が2050年戦略実施計画を承認したことを受け、まさに時宜を得たものとなった。 サモア協定は、EUとOACPS加盟国間の協力を強化し、人権、民主主義とガバナンス、平和と安全保障、人材と社会開発、包括的で持続可能な経済成長と開発、環境の持続可能性と気候変動、移民、移動を含むパートナーシップに優先的に取り組むものだ。

この協定は、アフリカ、カリブ海地域、太平洋地域の個別のニーズに焦点を当てるため、共通の基本文書と3つの地域議定書を設けている。太平洋地域議定書の条項は、人間中心の開発、気候変動と環境、経済開発、資源といった2050年戦略のテーマ分野に直接合致している。調印式には、太平洋諸島フォーラムのプナ事務局長もオブザーバーとして出席し、サモア協定は、多国間における変革の布石であると語った。OACPS内の太平洋ACP諸国(PACPS)は、15カ国の加盟国で構成されている。そのうち14カ国が太平洋諸島フォーラム(PIF)加盟国である: フィジー、クック諸島、キリバス、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦、ナウル、ニウエ、パラオ、パプアニューギニア、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ツバル、バヌアツ。PIFの特別オブザーバーである東ティモールは、2003年にPACPグループに加わった。(Pacific Islands News Association/NOV16, 2023)

https://pina.com.fj/2023/11/16/forum-sg-puna-welcomes-milestone-samoa-agreement-signing/