トンガの主要な島であるトンガタプ島と、近隣の島であるEua島に干ばつが宣言され、他の島々には警告と警報が出された。
気候変化パターンであるエルニーニョは、トンガの気象局によって9月に公式に宣言され、トンガにとって気温の上昇、降雨量の減少、サイクロンの増加を意味する。気象局のFifita副所長は、干ばつはすぐには解消されないとし、「トンガの今後3ヶ月間を見ても、トンガの島々の降水量は平年を下回る傾向が続くと予想さ れる」と述べた。2015年と2016年のエルニーニョの際にも、平年を下回る降雨量が記録されたという。RNZのトンガ特派員Moala 氏は、現在の干ばつは彼が見た中で最悪で、彼がトンガに住んでいたこの10年間、このような干ばつに遭遇したことはなかったと語った。政府は離島で海水を飲料水に変える計画を立てているという。そして政府の最大の関心事は、離島に十分な水資源を供給することだ。(Radio New Zealand/Nov02, 2023)
トンガ
【環境・気候変動】
エルニーニョの影響: トンガ本島に干ばつ宣言 (トンガ)
2023.11.07