オーストラリア気候変動・エネルギー・環境・水省のアシスタント・ディレクターを務めているStrzepek博士は、サイパンで開催された第30回太平洋電力協会年次会議・貿易展示会の公式開会スピーチで太平洋地域がエネルギー転換をどのように行うかを決定することの重要性を強調した。「私たちはもはや、単にネットワークをグリーン化するだけではありません。化石燃料からの脱却です。なぜなら、今この瞬間、私たちが新たな道を切り開かなければ、多くの人々にとって本当に耐え難い未来を約束することになるからです」と訴えた。この催しは、「グリーンで持続可能かつ強靭な電力系統ネットワークのためのテクノロジーとファイナンスの準備」をテーマとして、9月25日から28日までの4日間、英連邦公益事業公社の主催で開催された。Strzepek博士は、「世界的な移行のペースが高まる中、太平洋地域の意思決定が各国の移行の流れの中心にあることを確認しなければならない」として太平洋諸島の団結を訴えた。会議期間中、太平洋電力協会は、電力会社の役員やエンジニアを対象としたワークショップや、2日間の展示会も開催した。（Pacific Islands News Association/SEP27, 2023)　

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