9月15日にフィジーで開催される太平洋諸島フォーラム外相会合では、「2050年戦略」の5年間の実施計画が最重要議題となる。
クック諸島のブラウン首相が議長を務めるこの会議では、地域の主要な優先事項についての議論に焦点が当てられ、この5年間の実施計画は、（11月の）次期フォーラム・リーダー会議で承認される予定である。2050年戦略は、2022年7月にスバでフォーラム首脳によって承認されたもので、太平洋地域が直面する課題に取り組むための長期的な地域青写真である。フォーラム外相は、"世界と地域の戦略的動向と力学、気候危機、ジェンダー平等宣言の 活性化 "について討議する予定である。具体的には、第78回国連総会と米国・PIF首脳会議、フォーラム・リーダー会議、COP28、日本による福島原子力発電所処理水の太平洋放出への対応など、この地域の優先事項が含まれる。第52回太平洋諸島フォーラム・リーダー会議は、11月6日から10日までクック諸島で開催される。
会議のテーマは「私たちの声、私たちの選択、私たちの太平洋の道： 促進、パートナー、繁栄」が予定されている。（Radio New Zealand/SEP13, 2023)
太平洋地域
【経済・社会動向】
フォーラム外相、スバで地域が直面する課題について議論 (太平洋諸島）
2023.09.15