パプアニューギニアは来週、マラペ首相がエルサレムを訪問し、大使館を開設する。イスラエルメディアは、大使館の落成式は9月5日に行われると報じている。イスラエルに公式な外交拠点を置く国の大半はテルアビブに大使館を置いており、エルサレムに大使館を置いているのはアメリカ、コソボ、グアテマラ、ホンジュラスのみである。しかし、『タイムズ・オブ・イスラエル』紙によれば、シエラレオネとパラグアイはエルサレムに大使館を開設すると発表しており、ハンガリーとフィジーもこれに続くと見られている。イスラエルのネタニヤフ首相は、式典当日にマラペ首相と会談する予定だ。これまでイスラエルと太平洋島嶼国との関係は、在オーストラリア大使館が担当してきた。イスラエルは1967年の中東戦争でエルサレム東部を占領した後、同市を「永遠かつ不可分の」首都とみなして併合したが、国際的には認められていない。一方、パレスチナ人は、最終的なパレスチナ国家の首都をエルサレムに置くことを望んでいる。(Radio New Zealand/ AUG29, 2023)
パプアニューギニア
【環境・気候変動】
エルサレムに大使館開設(パプアニューギニア)
2023.09.04