バヌアツ政府は、同国に滞在する外国人に対し、入国管理法を遵守しなければ国外退去処分を受けることになると警告した。この警告は、バヌアツ警察と入国管理局による合同捜査の結果8月30日にポートビラにある人気リゾート「Aquana Resort」のオーナーが強制送還されたことを受けたものだ。バヌアツ入国管理局のMarkson局長は、大人5人と子供3人のこの家族は、4年間有効なビザを持たずにバヌアツに滞在し、ビジネスを行っていたため、バヌアツからの退去を命じられたとDaily Post紙に語った。Markson局長は、リゾートのオーナーが政府の勧告を無視し続け、法律を遵守しなかったため、「彼らの国外退去処分は最後の手段だった」と語った。Mahe内相は、バヌアツに居住する他の外国人に対し、政府が本気であることを示すべきだと語り、こうした人々は何年もの間、法令違反で罰金を科せられたにもかかわらず、それに対する面会や上訴を拒否してきたと述べた。今回の処分は、バヌアツに居住する他の外国人に対し、ビザ規則を遵守するよう注意を喚起するものである。これは、規則に従わない場合、強制送還される可能性があるという彼らへのメッセージであると、Mahe内相は警告している、(Radio New Zealand/AUG31, 2023)
バヌアツ
【経済・社会動向】
入国管理法を「遵守」するよう違法者に警告(バヌアツ)
2023.09.04