クック諸島、トンガ、フィジーの各首相は8月11日(金）スバの太平洋諸島フォーラム事務局で会合を開き、フォーラムトロイカ体制などについて話し合った。「トロイカとして一堂に会し、フォーラム・トロイカ体制について、正式に決定できたことを大変嬉しく思います。これは議長就任以来、私が強く望んできたことであり、地域および国際的なパートナーとの協力の下、フォーラムの総力を挙げて太平洋の優先事項に取り組む上で、必要不可欠なものであると考えています」と、クック諸島首相である太平洋諸島フォーラムブラウン議長は述べた。

フォーラム・トロイカ体制では、
①フォーラムの年間活動スケジュールの中でトロイカの協議を定例化　
②年次フォーラム・リーダーズ・コミュニケに明記されたリーダーズ決定事項の実施を支援　
③トロイカの支援を受けたフォーラム議長が全フォーラム・リーダーに対し、実施進捗に関する定期的なアップデートを提供する　
としている。

さらに、トロイカ首脳はアラブ首長国連邦が2023年11月30日から12月12日までドバイで開催される2023年国連気候変動会議（UNFCCC）COP28に向けた地域的準備にコミットする。
さらにトロイカ首脳は、太平洋レジリエンス・ファシリティ（PRF）に関する最新情報を検討し、2023年8月10日のフォーラム経済閣僚会合において、再設計されたPRFの実施が承認されたことに言及した。トロイカ首脳は、2023年11月6日から10日にラロトンガとアイツタキで開催される第52回太平洋諸島フォーラムのアレンジメントに関する最新情報を口頭で確認した。Pacific Islands News Association(AUG15, 2023)

https://pina.com.fj/2023/08/15/pacific-islands-forum-troika-meet-in-suva/