仏領ポリネシアのブラザーサン新大統領は、フランス政府および2024年パリオリンピックの主催者と幅広い協議を行うためにパリを訪れている。
今回の訪問では、前任者が開始した協力体制を継続するため、多くの閣僚や関係者と会談する予定だ。また、ブラザーサン氏は、フランスが、仏領ポリネシアを自前の資源を有する国として発展させることで、フランスからの資金援助への依存を減らすことを確実にしたいとし独立を目指すことで、「全責任を持って意思決定ができるようになる」と述べた。
また、ブラザーサン大統領は、Berville海洋担当国務長官との会談で仏政府が海底資源の採掘禁止を支持していること、フランス領ポリネシアの海域にも禁止を適用する事を再確認した。さらに、タヒチで開催される2024年オリンピックサーフィン競技への揺るぎない支持をパリ五輪組織委員会の会場責任者と再度確認し、大会は予定通り開催されると述べた。
(Radio New Zealand/JUN07, 2023)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/491478/moetai-brotherson-in-france-for-talks