ポートモレスビーで開催されたインド太平洋諸島協力フォーラム(FIPIC)サミットで発表された内容を、太平洋諸島フォーラム議長であるクック諸島のブラウン首相が詳しく説明した。インドのモディ首相はこの会議において、十数カ国の太平洋諸島諸国への支援を表明した。支援には、フィジーに建設される心臓専門病院の建設と運営に加えて、透析クリニック、海水淡水化、水供給支援、海上救急車、ソーラープロジェクトなどが含まれまるとのことだ。さらに、今後数年で分割して奨学金も支給されるという。FIPICは、インドと関係する太平洋諸島14カ国との連携を促進することを目的に、2014年に発足した。クック諸島、フィジー、キリバス、マーシャル諸島、ミクロネシア、ナウル、ニウエ、サモア、ソロモン諸島、パラオ、パプアニューギニア、トンガ、ツバル、バヌアツが含まれるが、オーストラリア、ニュージーランド、仏領ポリネシア、ニューカレドニアは入っていない。(Radio New Zealand/May24, 2023)
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健康、IT、水―インドの取り組みから恩恵を受ける(太平洋諸島)
2023.05.25