バヌアツ住民は、1月8日に発生したマグニチュード7の地震に動揺を隠せないでいる。米国地質調査所によると、Port Olry北西23キロ、深さ約28キロで発生した最初の長く強い揺れの後、5回の余震が発生した。津波警報が発令されていたが、間もなく解除された。Sanma県の不動産オーナー、Lui氏は、逃げ出そうとしたとき、立っているのがやっとだったという。「夜11時40分で、私は眠っていました。誰かが掘り返して、家を移動させようとしているような感じで、どうしたんだろうと思いました。目を覚ますと、すべてが床に転がっていて、あわてて階段を下りて脱出方法を探しました。皆怖くて家から飛び出てきて、海が近いので、みんな海を見ていました。」観光業者のHarris氏も同様で、子供たちが皆怖がって駆け寄り、抱きついてきたという。そして、バンガローにいる宿泊客の様子を見に出かけた。「大きな機械が動いているような音、重機、ブルドーザー、大地が震えているような音だった」とHarris氏は言う。Lui氏は、家にひびが入ったが、大きな被害はなかったという。Santo Hardwareのジェネラルマネージャー、Shearer氏とその家族も地震を感じたという。彼らはニュージーランド出身で、ニュージーランド南島のKaikouraでマグニチュード7.8の地震を体験している。「我が家では、浴室の天井から換気扇・照明が落ちてきた以外は被害はありませんでした。プールはかなり水が減って、絵が数枚動きました。Kaikouraの地震を思わせる余震がかなりありました。」と Shearer氏は語った。(Radio Newzealand/JAN09,2023)
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バヌアツ住民の地震に関するコメント(バヌアツ)
2023.01.13