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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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ソロモン諸島で群発地震が心配される (ソロモン諸島)

ソロモン諸島の多くの地域で22日から23日にかけて一連の地震が発生し、最も激しい地震はマグニチュード7であった。
ガダルカナル島の西海岸で発生した海底地震は、当初は津波の恐れがあったが、ソロモン諸島気象局と太平洋津波センターによって後に解除された。米国地質調査所によると、現地時間22日午後1時過ぎ、深さ15kmでマグニチュード7の地震が発生し、その後、マグニチュード6の揺れと10回の浅い地震が続いた。ソロモン・スター紙によると、企業、政府機関、学校は閉鎖され、ホニアラでは停電が発生した。津波に備えて多くの人が高台に移動したという。ホニアラの国際空港ターミナルでは天井の一部が崩落し、オーストラリア大使館では別館の屋根が落下した。また、ホニアラの国会議事堂に亀裂が入ったという未確認情報もある。国営放送局SIBCは停電のため30分間放送を停止せざるを得なかった。Shanel大臣によると、ホニアラの水際にある国立病院は患者がいなくなり、車椅子の患者も高台に移動するためのタクシーを捜していたという。RNZ Pacificのホニアラ特派員Kekeaによると、子供たちの無事を確認するために学校に駆けつける親たちが多くおり、街には不安が広がっているとのことだ。この地震で、オフィスのコンピューター・モニターや書類棚が倒れたという。(Radio New Zealand/NOV23, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/479278/swarm-of-quakes-cause-worry-in-solomon-islands