オーストラリア沖の収容所に数年間収容されていた6人の難民が、ニュージーランドに到着した。
ニュージーランド政府が3年間毎年、ナウルで収容されきた150人までの人々を再定住させるという申し出の一環だ。
オーストラリア政府は今年3月にこの申し出を受け入れ、今週、最初の難民が到着した。アムネスティ・インターナショナルはこのニュースを歓迎したが、その難民権利アドバイザーの一人であるThom氏は、再定住への道がない人々はさらに大勢いると述べた。彼は、オフショア拘留センターの悲惨な状況は、多くの人々に深刻な精神的・身体的健康問題を引き起こしており、拷問に等しいプロセスだと主張する。Refugee Action CoalitionのスポークスマンRintoul氏がRNZ Pacificに語ったところによると、6人のうち4人はミャンマー出身のロヒンギャ族、1人はスーダン出身、1人はカメルーン出身であり、彼らはすべて独身男性である。"彼らがナウルから離れ、新しい生活を始められることは救いだが、多くの人が取り残されてしまった。ナウルには現在も98人が収容されているが、医療上の理由でオーストラリアに移った人たちも大勢いる。オーストラリア政府には、海外に捨てた人々を保護する基本的な責任がある。RNZ Pacificはニュージーランドとオーストラリアの両政府にコメントを求めている。 (Radio New Zealand/NOV24, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/479403/first-nauru-refugees-arrive-in-new-zealand-under-resettlement-deal
ナウル
【経済・社会動向】
再定住契約のもと難民がニュージーランドに到着 (ナウル)
2022.11.25