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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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太平洋諸島フォーラムへの復帰に向けた対話を開始(キリバス)

太平洋諸島フォーラムは、キリバスのフォーラムへの復帰を説得するため、対話を開始した。キリバスは、事務局長選出や6月に署名されたスバ協定への懸念を理由に、2022年7月にフォーラムを脱退した。グアムのパシフィック・アイランド・タイムズ紙は、フォーラム議長のバイニマラマ フィジー首相の言葉を引用し、ダイナミックで困難かつ流動的な戦略環境に立ち向かうには、一つの地域として団結した方が強いことがますます明白になってきたと論じている。また、太平洋島嶼国は、豊かな歴史、広大な海、そして時代の試練に耐え続ける文化を共有しているとした。バイニマラマ首相は、キリバスとのより緊密な外交関係を維持するための選択肢を模索する意向を示した。先月末、フィジーのKoroilavesau水産相は、キリバス漁業資源開発相の Tiwau氏にフォーラム水産部会の会長の座を引き継ぐためキリバスを訪れた。また、パシフィック・アイランド・タイムズ紙によると、バイニマラマ氏の特使として、Toatu副大統領と再協議の機会を設けたという。バイニマラマ氏は、「より強く、より包括的で、より活発な太平洋諸島フォーラムを実現するための、繊細かつ重要な再協力の旅の小さな一歩を踏み出した」とキリバスの関係者に謝意を表明した。また、「フォーラム指導者を代表し、キリバスの国民と政府が常に青い太平洋地域の不可欠なメンバーであることを再確認している」と述べた。(Radio New Zealand/SEP13, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/474667/dialogue-begins-to-get-kiribati-back-into-pacific-islands-forum