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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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干ばつが危機的状況にあると国連機関 (キリバス)

キリバスでは干ばつが続き、栄養失調やその他の疾病の恐れが高まっている。観測井戸の塩分濃度が高く、降水量も非常に少ないことが判明し、政府は災害事態を宣言した。キリバスユニセフ代表のChudeau氏は、干ばつは清潔な水の不足から健康状態や衛生状態の悪化につながる可能性があると指摘した。94,000人という人口の80%が居住する南の島々で最悪の事態が予測される。水が不足する干ばつ時には、人々は石鹸を使った手洗いや入浴などの衛生習慣を見合わせ、それが子供たちの健康や栄養に直接影響を与え、下痢や皮膚感染、栄養失調の症例増加につながる可能性がありある。 Chudeau氏はこの事態は女性に最も影響を及ぼすと述べている。「女性と女児が大きく影響を受ける。女性と女児は、子どもの入浴、乳幼児の着替え、家の掃除、料理や食事の準備など、家庭内の責任を負うことが多いからだ。安全な水が手に入らないことは、彼女たちの健康に直接影響を与え、干ばつという緊急事態において、より脆弱な存在となる。」と述べた。また、文部科学省によると、浅い井戸に頼っている学校が影響を受けているという。子どもたちは脱水症状を起こすと学習ができなくなり、学校で水を利用できないことは、子どもたちの教育、健康、幸福に直接影響を及ぼすという。ユニセフはキリバス政府と協力し、干ばつの影響を受けた子どもたちとその家族が、安全な飲み水を確保するとともに、水系感染症から身を守るための十分な衛生サービスを受けられるよう取り組んでいる。また、ユニセフは初動対応の家庭用水と衛生キットを含む必要な緊急物資を約25,000人に提供している。(Radio New Zealand/SEP05, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/474150/kiribati-drought-at-critical-stage-says-un-body