MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > マラペ首相が雇用創出と貧困削減を約束(パプアニューギニア)

マラペ首相が雇用創出と貧困削減を約束(パプアニューギニア)

パプアニューギニアのマラペ首相は、新政府の経済戦略について、同国のビジネスリーダーに講演をした。ポートモレスビーで開催されたPNGビジネス協議会での講演で、首相は雇用の拡大と高い貧困率の削減を約束した。「私たちは、法と秩序、教育、そして健康において、より良いものを目指していきたい。国民が安心して街を歩け、投資家がビジネスを行えるような国にしたい。教育では、すべての若者が12年生までの教育を受け、ビジネスや貿易に携わることができ、質の高い高等教育を受けられるようにしたい。保健分野では、すべての国民が、選択した交通手段から1時間以内に医療施設にアクセスできるようにしたい。安定性、継続性、革新性は、私たちが強く感じている重要な決定要因であり、成果を重視し、有権者が必要とするサービスを確実に提供できるようにすることこそが、私たちの使命だ。」と述べた。また、輸出を増やすために企業を支援することを約束し、新しい内閣の役職としてコーヒー大臣を創設したことを発表した。この人事には賛否両論があるが、マラペ氏は自分の決断でコーヒーの輸出を促進させると主張する。国際コーヒー機関によると、2019年、パプアニューギニアは世界第17位のコーヒー輸出国であった。また、アジア諸国への輸出において企業を支援することを公約した。「パプアニューギニアは中国やインドと非常に良い二国間関係を持っている。どちらも15億人の人口を抱えており、食料とエネルギーを必要としている。」と訴えた。 
(Radio New Zealand/SEP01, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/473891/marape-promises-to-create-jobs-and-reduce-poverty