MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 米大統領による新気候法への署名を歓迎(フィジー)

米大統領による新気候法への署名を歓迎(フィジー)

フィジーの首相バイニマラマ氏は、バイデン米大統領が気候変動法案に署名し、成立させたことを歓迎した。この法案には、気候変動対策としての史上最高額の連邦投資が含まれており、10年間で約3750億米ドルが投じられる。「バイデン大統領の新しい気候変動法案は、パリ協定への再参加以来、太平洋地域への連帯を示す米国で最も重要なものだ」とCOP23議長国フィジーのバイニマラマ大統領がツイートした。「世界最大の経済大国であり、かつ、大量排出国である米国には、更なる取り組みが求められてはいるが、フィジーはこの法案成立を歓迎する」ともツイッターで述べた。太平洋諸島フォーラム事務局はツイッターで、「米国の新しいインフレ抑制法*は、2030年までに年間およそ10億トンの温室効果ガス排出を削減する見込みであり、間違いなく我々の一つの青い地球のための法案成立である 」と述べている。   
*インフレ抑制法:4330億ドル(約58兆円)の歳出予算が盛り込まれた法案には、税制改革と医薬品価格改革を柱とする歳入計画と、財政赤字の削減、エネルギー・気候変動対策への投資といった歳出計画が盛り込まれている。(Pacific Islands News Association/ AUG17, 2022)
https://pina.com.fj/2022/08/17/fiji-pm-welcomes-u-s-president-signing-new-climate-law/