サモアのオンブズマンLuamanuvao Katalaina Sapoluは、Covid-19の大流行による人権への影響は壊滅的である、と述べている。彼女は、サモアの第8回人権状況報告書を国会に提出したところだ。Luamanuvaoは、過去2年間で、家族は愛する人を失い、企業は被害を受け、失業率は上昇し、移動の自由は制限されたと述べた。また、子どもたちの教育を受ける権利にも深刻な影響があり、健康に対する権利も、資源が極限まで使用される中で挑戦を続けていると述べた。また、人権原則は、差別と不平等に対処し、すべての人に対してCovid-19の予防と回復を提供する上で、重要な役割を果たし続けていると述べた。この報告書は、パンデミックと政府の施策がサモア人、特に最も脆弱なグループの権利と自由に与える影響の分析も提供している。また、Covid-19対策が、憲法、国内法、人権保護政策、そしてサモアの国際人権義務に合致するよう、政府への提言も含まれている。(Radio New Zealand/JUL20, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/471298/catastrophic-effect-on-human-rights-from-pandemic-says-samoan-report
サモア
【経済・社会動向】
パンデミックによる人権への「壊滅的」影響を報告(サモア)
2022.07.22