パプアニューギニア総選挙の投票が開始された。有権者は、3,600人以上の候補者の中から、22州の知事を含む118人の国会議員を選ぶことになる。首都ポートモレスビーでの投票が遅れているとの情報もある。パプアニューギニアのマラペ暫定首相は、国民に対し、投票を前にして平和と平穏を祈るよう訴えた。Sinai選挙管理委員によると、投票日は地域や州によって異なるという。集計担当者が仕事をする時間を確保するため、ほとんどの投票は7月11日と12日に行われ、7月15日以降には行われないという。マラペ氏は、有権者は自分たちのリーダーを選ぶという義務に真剣に取り組まなければならないと述べた。パプアニューギニア警察は、投票スケジュールや投票所などの選挙に関する情報を提供し、選挙関連の懸念事項や犯罪を報告するためのコールセンターを設置した。Manning警察本部長は、8月31日まで24時間体制で5つの電話番号からなるホットライン「1-800-500」で、選挙に関する質問を受け付けていると述べた。ホットラインに寄せられた苦情はすべて、合同警備タスクフォース司令センターで照会され、情報が全国の各警察司令部に転送され、判断を受けてからさらなる措置がとられる。警察本部長は、選挙期間中、治安部隊、特に警察は選挙警備の活動に大きく関わるため、国民は、誰かが話を聞いてくれるという安心感を持てないかもしれないと述べた。また、投票開始時には、全国各地のすべての司令部が警備にあたることになっていると述べた。一方、英連邦監視団(COG)がパプアニューギニアに滞在し、選挙プロセスの評価を開始した。ナウル元大統領のバロン氏が議長を務めるこのグループは、英連邦全体から集まった9人の識者で構成されている。選挙支援の一環として、同グループは今後、政党、警察、市民団体、市民監視団・モニター団、メディアなど、さまざまな関係者と面談する予定だ。21日間の投票期間中、当グループは開票、投票、閉票、集計、結果管理の各プロセスを観察し中間報告書が7月24日に発表される予定だ。その後、同グループは最終報告書を英連邦事務総長の検討に付し、パプアニューギニア政府およびその他の関係者と共有する予定である。なお、同グループは7月31日までにパプアニューギニアを離れる予定だ。(Radio New ZEaland/JUL06,2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/470275/papua-new-guinea-voters-head-to-the-polls
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
有権者らが投票に向かう(パプアニューギニア)
2022.07.08