王外相は土曜日(6月4日)に東ティモールの視察を終えた。今回の歴訪で、ごく短時間の訪問ではあったがPNGの外相、首相とも会談した。マラペ首相は中国とパプアニューギニアの関係を損なうことはできないと発言した。PNG・中国間では、グリーン開発への投資促進、Covid-19への援助、反麻薬センター設立に関する協定などが結ばれた。王外相の今回の訪問では、メディアに制限が課されていることに批判があった。ポートモレスビーでは、共同記者会見が予定されていたが、開始間際に、両大臣が発言した後、中国とニュージーランドのジャーナリスト各1名だけが自国の外相に質問できる、と告げられた。ソロモン諸島のジャーナリストは、同様のルールが事前に設定されていたため、記者会見をボイコットした。記者会見の最後に、王外相はオーストラリアのABCにも質問をするよう呼びかけた。そしてオーストラリアと中国との関係について、関係改善のためには具体的な行動が必要であると発言した。(Radio New Zealand/JUN04, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/468512/chinese-foreign-minister-wang-yi-says-resetting-china-australia-relations-requires-concrete-action
オーストラリア
【中国・台湾進出動向】
中国外相、豪との関係改善には具体的な行動が必要と発言(オーストラリア)
2022.06.10