ワールドラグビーは、「トンガ・ラグビー・インフラ・アンド・リビルディング・ファンド」を設立し、1月の海底火山噴火と津波で影響を受けたトンガのラグビーインフラの復旧を開始するために19万5千ドルの資金提供を約束した。ワールドラグビー主催のこの基金は、トンガ・ラグビー協会の事務所や体育館の再建、トンガ全土のラグビー場の修復などのプロジェクトに資金を提供する。トンガにおけるラグビーはコミュニティの日常生活の中心を担っているともいえるほど重要なスポーツだ。トンガの男子代表チームである「イカレタヒ」は、7月にテスト活動を再開し、ワールドラグビーパシフィックネーションズカップ2022に参加した後、アジア／太平洋予選を経て、ラグビーワールドカップ2023への出場権を確保することを目指している。トンガラグビー協会（TRU）のハーディングCEOは、このニュースを歓迎し、「ワールドラグビーからの支援は、トンガラグビー協会が海底火山噴火と津波からの復興に向け、建設的なスポーツ支援の方法を見出すのに役立つ」として「TRUの理事会は、ワールドラグビーからの寛大な寄付に感謝し、この援助を、島のプレーヤーへのサービスを奨励・向上させるための設備やインフラの復旧に役立てたいと考えている」と述べた。(Radio New Zealand/MAY19, 2022)
https://www.rnz.co.nz/news/sport/467416/world-rugby-to-help-tonga-begin-rebuilding