フィジーの裁判所は、ロシアのオリガルヒが所有する豪華な船舶が出国するのを阻止する命令を下した。スバの高等裁判所は、ロシアの大富豪Kerimov氏が所有するスーパーヨット「Amadea」の出航を阻止するための検察官による申請を許可した。Kerimov氏は乗船していないが、同氏はロシアのウクライナ侵攻をめぐり、米英と欧州連合（EU）からの制裁に直面している。フィジーのPryde公訴局長官は、ヨットが通関手続きを経ずにラウトカ埠頭に係留されてから1週間後の火曜日に申請した。Pryde長官が、米国がこの船舶の押収を求めていることを確認したためだ。申請書では、財産を差し押さえる令状を登録する申請が完了するまで、Amadea号がフィジー海域からの出港を差し止められることを要求した。裁判所はまだこの申請を審理していない。米国によるヨット押収の2回目の申請は木曜日に審理される予定だという。（Radio New Zealand/APR20, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/465582/court-orders-oligarch-s-superyacht-to-stay-in-fiji