フィジーの教会の牧師らが、ワクチン接種を受けたくないという理由で辞職した。フィジー政府の公務員に対する「No jab, no job」(ワクチンを打たなければ、仕事はない)政策が昨年6月に発表されて以来、聖職者に注射を受けるよう求める圧力が高まっている。メソジスト教会は今週、11人の牧師が辞任を申し出たと発表した。教会は彼らの決断を尊重し、空席となったポジションは教会内の他の平信徒や神学生によって埋められるという。また、昨年10月には、クリスチャン・ミッション・フェローシップ教会の10人の牧師が、ワクチン接種を拒否したことを理由に辞職している。一方、フィジーの保健省は、成人人口の残り8%にワクチン接種をすることが困難であると考えている。保健長官のフォン博士によると、合併症を持つ人々、特に非伝染性疾患(NCD)を持つ人々から、ワクチンの接種を免除してほしいという要望が引き続き寄せられているという。フィジーでは、現在141名のCovid19患者が隔離されており、死者は820名に上っている。
(Radio New Zealand/FEB17, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/461693/fiji-church-ministers-refuse-to-be-vaccinated-against-covid-19
フィジー
【経済・社会動向】
教会の牧師ワクチン接種拒否(フィジー)
2022.02.25