フランス領ポリネシアでは、会場やイベントへの入場に使用されている健康パスに代わり、フランスで使用中のCovid-19ワクチンパスが1週間後に発効される。フランス高等弁務官事務所によると、今月初めにフランス国民議会で採択された新規定は、16歳以上の人に2月8日から適用されるというものだ。ワクチン未接種者は、レストラン、スポーツ競技場、その他の会場に入れなくなり、島間の旅行もできなくなる。ただし、タヒチから戻る周辺諸島の未接種者は、例外として認められる。昨年、健康パスが導入された際、国内の航空旅行は著しく減少したが、2月からの新制度の下ではさらに減少することが予想される。現行の健康パスは、12歳以上の人が病院で診察を受ける際には引き続き利用可能だ。仏領ポリネシアでは12歳以上の約77％が完全にワクチン接種を受けている。先週末の時点で、患者数は600人弱で、1人が入院しているとのことだ。
(Radio New Zealand/JAN31, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/460556/french-polynesia-introduces-french-vaccine-pass