トンガ王国は、水曜日（2月2日）の午後6時から全国的にロックダウンとなる。
トンガ・ラジオを通じて、フアカヴァメイリク首相とピウカラ保健大臣が火曜日の夜にメディア会見を開き発表した。ヌクアロファの埠頭での定期検査により、2例のCovid-19陽性が検出されたという。これを受けて首相は、ロックダウンを指示した。
保健大臣によると、50人が定期的な検査を受け、2人の陽性例が発見されたとのことだ。現在オークランドからトンガへの帰国待ちをしているトンガの下院議長のファカファヌア氏は、陽性反応のあった人の家族は、現在陸軍基地で隔離されているという。トンガでは昨年、ニュージーランド航空がクライストチャーチから到着した後に、初めてCovid-19の陽性例が報告された。トンガは、ようやく村やリゾート地を破壊し、通信手段を停止させた津波を引き起こしたフンガ・トンガ・フンガ・ハアパイ火山の噴火被害から回復しつつある。1月15日に発生したこの災害により、3名が亡くなった。ニュージーランドを含む複数の国が支援を行っているが、非接触型の配送など、Covid-19プロトコルを厳格に守って実施されている。（Radio New Zealand/FEB01, 2022)）
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/460690/tonga-to-enter-lockdown-after-port-workers-test-positive-for-covid-19