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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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サイクロン・コーディによる被災者は学校に避難(フィジー)

昨年のサイクロン・アナの影響で移転してきたフィジー北部の被災者200人は、先週末、学校への避難を余儀なくされた。月曜日1月10日にフィジーを襲った熱帯性サイクロン「コーディ」は、死者1名と広範囲での被害をもたらした。特に、ナババツの村人たちは、先週の土曜日に大雨と強風に見舞われた後、マラマルア小学校に避難場所を移されたという。学校に移ってからは、村人たちは自給自足をしなければならず、避難所で食事を共にすることで何とか凌いでいるという。国家防災局によると、水曜日1月12日の時点で4,630人が162の避難所に避難しており、その内訳は西部地区が115、中部地区が42、北部地区が5となっている。ナンディ気象局によると、フィジー諸島では今週も強風と大洪水警報が発令されている。北部警察司令官は、低地に住む人々は引き続き気象警報に注意する必要があると述べ最寄りの避難所を確認し子供たちが洪水の中で遊ばないように、特に川や小川の近くで溺れないように注意を促している。学校の大部分はサイクロン「コーディ」の際に避難所として使用されており閉鎖されたままで、教育省は、再開する前に保健省の評価と許可を待つとしている。(Radio New Zealand/JAN13, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/459467/cyclone-cody-forces-fiji-climate-refugees-to-take-shelter-at-school