Siaosi Sovaleni氏がトンガの新首相に指名された。臨時教育大臣であり、元副首相であるSovaleni氏は立法議会で26票中16票を確保、首相の座を有力視されていた。唯一のライバル候補であったEke氏は、Pohiva前首相の支持を受けていたため、Sovaleni氏の当選は政権交代を意味する。RNZ Pacificのトンガ特派員であるMoala氏によると、前首相は、Eke候補が前政権の政策を継承することを期待して、Eke候補の支持を明らかにしていたという。つまり、Sovaleniが勝利したということは、将来に向けてまったく新しい道を歩むことになり、変化を求めて選挙に臨んだ多くの国民に歓迎されているという。トンガの総選挙は11月18日に行われた。26人からなる同国の議会は、17の人民代表議員と、トンガの貴族が33の家族の中から選んだ9人の代表議員で構成されている。投票で選ばれた人民代表議員の9名と、貴族からの代表議員の3名は新人となる。トンガは伝統的に女性の国会議員が少なく、2017年以降は3人のみで、今回も女性の選出は無かった。(Radio New Zealand/DEC15, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/457979/tonga-elects-new-pm-siaosi-sovaleni