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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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フランス、ニューカレドニアへの渡航制限を緩和(ニューカレドニア)

フランスは、ニューカレドニアへの旅行者に対する制限の一部を撤廃した。
11月1日から、ニューカレドニアへの入国を許可するために、緊急の個人的事情や状況の証明が不要となった。フランス高等弁務官のフォーレ氏によると、この措置により、フランスの政府関係者や医療スタッフがニューカレドニアを去るというリスクも減るという。ただし、渡航者は完全な予防接種を受け、到着時に検査を受け、ホテルまたは自宅で1週間の隔離生活を送らなければならない。
政府系航空会社であるエアカランは、来年の航路再構築と拡大のために、3,000万米ドル以上の融資を求めている。同社は、感染拡大以来、エールフランスと共同でヌメアとパリを結ぶ重要な輸送手段を維持した結果、損失は懸念されたほど大きくはならなかったという。また、オーストラリア、ニュージーランドへの運航を再開するとともに、シンガポールへの新路線を開設する予定だ。ニューカレドニアでは、Covid-19感染拡大のため、新たに厳格なロックダウンの下で万聖節を迎えており、墓地も閉鎖された。当局はこの長期休暇中、厳重なロックダウンとアルコールの販売禁止を課したが、11月2日には解除される予定だ。2ヶ月前に流行が始まって以来、約11,000人がウイルスに感染し、260人以上が死亡している。集団感染は収束に向かっているが、25人がまだ集中治療室にいる。ワクチン接種は対象者の76%が少なくとも1回、68%が2回の接種を受けており、医療従事者にワクチン接種を義務付ける法律が11月1日から施行される予定だったが、金曜日に議会はこの法律を修正し、適用を来月末まで延期することに合意した。この法律は広く批判されており、何度か反対デモが行われた。
(Radio New Zealand/NOV1, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/454493/france-eases-travel-restrictions-to-new-caledonia