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ワクチン接種率の低下により国境が2023年まで閉鎖される可能性(ソロモン諸島)

ソロモン諸島では、Covid-19ワクチンの接種率が低いため、2023年まで国境が閉鎖される可能性がある。
ソロモン諸島ソガバレ首相は今週、国境再開までにワクチン接種率を90%にするという政府の目標を繰り返し発表し、「先週の金曜日までにワクチン接種を完了したのは44,613人で、目標としていた90%の接種率のわずか12%に過ぎません。」と述べている。ソガバレ首相によると、すでに108,417人が初回のワクチン接種を受けているにもかかわらず、このような結果になっているとのことだ。もしこれらの人々が全員2回目の接種を終えれば、完全にワクチンを接種した人の数は41%になるという。「国境を完全に再開するための目標接種率を達成するためには、1回目の接種を受けた108,417人が2回目の接種を受け、まだ接種を受けていないすべての人が接種を受けることが非常に重要です。」としている。また、政府は国境の完全再開を望んでいるが、国民の大部分がワクチン接種を受けるまでは実現できないと述べた。現在の週7000回のペースで接種を続けると、目標の90%に到達するまでに約78週または17ヶ月かかるため、2023年3月まで国境を再開できないことになるという。ワクチン接種回数を週2万回に引き上げて、来年6月に国境を再開できるようにしたいとの考えも示した。
 (Radio New Zealand/OCT20, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/453911/slow-vax-rates-could-see-solomons-borders-closed-until-2023