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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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難民に対する責任から逃れようとする姿勢を非難(オーストラリア)

Refugee Action Coalitionは、オーストラリアがパプアニューギニアに置き去りにした難民に対する責任から逃げようとしていることを憤慨している。オーストラリアは先週、パプアニューギニアとの間で行われていた海上収容を今年末までに終了すると発表。この制度は5年前にパプアニューギニアの裁判所によって違法とされたが、124名の人々(そのほとんどが難民と判定されている)がそこに留まっている。RACの Rintoul氏は、PNGにはこれらの人々の面倒を見る能力も、その気もないし、彼らを引き取ってくれる第三国を探すこともできないと述べた。「オーストラリア政府は、パプアニューギニアのマヌス島で行われた残虐行為から自分たちを遠ざけようとしているに過ぎない。オーストラリア政府は、パプアニューギニアの法律に従って不法に連れて行かれたにもかかわらず、その人々に対する責任から何年もの間距離をおいており、そしてその責任を負うことはしないのです」とRintoul氏は述べた。オーストラリアは先月、ナウルとの間で、オーストラリアがボートで本土に不法入国しようとする人々を送る唯一の場所である収容施設の運営を継続するという新たな長期約款に署名した。(Radio New Zealand/OCT13, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/453463/outrage-as-australia-walks-away-from-refugee-responsibilities