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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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Covid-19ワクチン接種に消極的な人々が理由を語る(フィジー)

調査を実施したフィジーの人々の約50%がCovid-19のワクチン接種の副作用を恐れて接種を躊躇しているという。
この調査はDialogue FijiというNGOによって、7月25日に実施され、調査をした1047名のうち、約53.9%はワクチンはとても安全と信じている一方で、19.4%の人々は全く安全でないと考えているとのことだった。また、調査の結果では76.8%の人々がワクチン接種の意思があり、13.1%が躊躇、10.1%がまだ決めていないという事だった。9月1日の時点で、560,940のフィジーの成人が1回目の接種を終えており、278,131名が2回とも接種済みだという。保健省によれば、対象人口の96%が少なくとも1回の接種を終えており、48.4%が2回を終えているという事だった。またフィジーには信仰が健康を維持するのには大変重要で、ワクチンの必要性は無いという考え方もいまだにあるという。またSNSでの陰謀論などもワクチン接種に関しての噂の出どころとなっているという。現在フィジーでは16,352人が感染して隔離されており、これまで508名が死亡した。またそのうちの505名は今年の4月以降に感染拡大したことでの死者だという。(Radio New Zealand/SEP5, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/450765/hesitant-fijians-tell-why-they-won-t-vaccinate-against-covid-19